Nokia E90の標準ブラウザでは日本語はUTF-8でエンコードされたものしか正しく表示できないため、文字コードをUTF-8に変換するだけのプロキシをDeleGateで構築しました。
インストール
DeleGateは公式サイトからダウンロードできます。ディストリによってはRPM等が用意されていると思いますが、できるだけ新しいもの(少なくも9.0.3以降)を使いましょう。今回は9.5.6を使いました。
とりあえず、落としてきたファイルをmakeします。
$ tar zxvf delegate9.5.6.tar.gz $ cd delegate9.5.6 $ make
makeの途中で管理者のメールアドレスを聞かれるので入力します。makeが終わるとsrcフォルダに「delegated」というバイナリができるので、これを適当なところにコピーします。私は/usr/sbinに放り込みました。
delegateの起動
起動は以下のようにします。
# /usr/sbin/delegated -P8080 SERVER=http CHARCODE=UTF-8
-Pの後の数字がプロキシのポート番号です。上記は最低限の設定ですがこれだけで文字コードの変換が行えます。