これまで何度か紹介している、机の下に貼り付けるワイヤレス充電器「deskHack」の一般販売が開始されました。
通常のワイヤレス充電器は、ワイヤレス充電器の直上でないと充電できず、厚手のケースを使ったりして少し距離が空くと充電できなくなります。
これに対してdeskHackは、直上では充電できず、充電可能な距離を12mm~32mmに設定したもの。これにより、机の裏側に貼る付けることで、何もない机の上でワイヤレス充電が可能になるわけです。
そんなdeskHackは、ちょっと大き目な充電台といった雰囲気。5W/7.5W/10Wの充電に対応しています。
表面には貼り付け用の両面テープがついています。なお、十字の印がありますが、ここが充電エリアの中心です。
裏側には通気口。
電源は専用のACアダプタを使用。deskHackのロゴがある側(中心の印から距離がある側)に電源ポートがあります。
iPhone XSと並べた際のサイズ感は下記のような感じです。
これを机の裏側に設置するわけですが、表から見えない位置への設置なだけに、設置用の治具が考えられています。
まずは、机の表面。充電位置を決めるためのシートを置いて、中央に付属のマグネットを置きます。ここが充電の中心位置です。なお、シートの裏面には両面テープがあり、位置を固定できるようになっています。
次は裏側。同じく位置決め用のシートを張り付け、中央にマグネット。表面のマグネットと位置を合わせます。
位置が決まったら、下側のシートから、中央部分の型紙を外し、枠だけにします。
この枠に合わせてdeskHackを設置します。
なお、配線整理に必要なケーブル留めなども付属しています。
机の上側には、充電位置を示すシールを張り付けます。シールは25mm、50mm、大型マグネットシートの3種類。
それぞれ、型紙を外して貼り付けます。今回は一番小さな25mmのシールを貼ってみました。
なお、上から見ると充電状態がわかりにくいですが、deskHack本体のLEDは、充電中には赤色になります(非充電中は緑)。
保護回路が入っているので、充電エリアに金属製のものを置いたりしても通電はしません。
普通に机の上にワイヤレス充電台を置けば済む話ではありますが、机の上にはできるだけ物を置きたくない人には、ベストな充電器ではないかと思います。