NECカシオが4月にdocomoから折りたたみ式の2画面端末を発売すると日経が報じています。
どこかで見た端末だなぁっと思ったら、これ昨年のWMCでモックアップを公開していたMEDIASのBest Cloud UX Deviceっていう奴ですね。1年越しでの発売となるようです（ちょっと開発速度が遅くない？っという気もする）。
それぞれ4インチクラスの液晶を備えていて、当時の週アスの記事によると
1. 2つに折った状態での“スマートフォンスタイル”
2. 液晶を開いた状態でウェブブラウジングに適した大画面の“タブレットスタイル”
3. 片面をキーボードとして利用することで入力・編集がしやすい“インプットスタイル”
4. 左右別々の画面を表示することでパーソナルクラウドが使いやすい“クラウドコネクトスタイル”
という4つのスタイルでの利用を想定しているようです。
発売されればスマートフォンとしては国内初の2画面端末（タブレットではSony tablet Pがあるけど）となりますが、世界に目を向ければ2011年には京セラが米国市場向けにEchoという端末をリリースしています。
この端末、あんまり売れたというイメージがないのですが、docomoのはどうなるんですかねぇ。Echoと同様に2画面を活かすためには専用の開発環境が必要になると思いますが、開発者を上手く取り込めるかというところにかかっている気がします。そして、この部分はdocomoが最も苦手としているところのようにも思います……。
結論としては、キワモノ扱いで終わりそうだなぁ。
(via 週アスPlus（昨年の記事）)
(source 日経新聞)
