やっと外付けハードディスクを購入しました。購入したのはI-O DATAのHDL2-S4.0。2TB×2でミラーリング可能、LANとUSB両方で接続できるモデルです。
最後まで、ITmediaなどでも取り上げられているDroboにするか悩んでいました。正直なところDroboは凄く欲しい(興味がある)のですが、幾つか気になる点もあり、いろいろ考えているうちに私(の目的)には合わないかもと思うようになって購入を見送ってしまいました。ただ、余裕があるなら是非とも買いたいと思っています。
1. 値段が高い
最下位モデルでも39,900円です。しかもハードディスクは別売り。気軽に買える値段はありません。初期投資は低いに越したことはないです。
2. RAIDによる大容量は本当に必要?
容量が足りなくなったらハードディスクを差し替えれば簡単に容量を増やせるのがDroboの魅力。最下位モデルのDroboでは、2Tのハードディスクを4つ使った際には5.5TBを使用することができます。しかしながら、私にはこんな大容量は当面必要はなさそうです。とりあえずは2TB程度あれば十分だと考えています。また、将来容量が足りなくなったとしても、そのときには2TB以上のハードディスクが安価に提供されていると思うので、それに買い換えれば良さそうです。
3. ハードディスク障害によるデータ損失は防げても、本体が故障したら?
Droboは独自のBeyondRAIDによって、「同一ハードディスクじゃないとダメ」というRAIDの常識を覆しています。しかしながら、やっていることはRAID5と大差なく、ハードディスクが1本壊れても大丈夫ですが2本壊れるとアウト(S以降ではダブルパリティも選択できるので2本までならOKっぽい)です。また、ハードディスクではなく、本体が壊れてしまうとデータを読み出すことができません。Droboのサイトには、本体故障時には同一の本体を購入し、使っていたハードディスクを挿せばそのまま使用可能とありますが、裏を返せば同一の本体を購入しないとデータは救えないことになります。なので、バックアップを別に考えておかないと痛い目にあうかも・・・(仕事で、RAID5でハードディスクが1本壊れた時に残りも道連れになったとかRAIDコントローラ障害で全滅とかをよく見ているので必要以上に心配性なだけかも。ただし、Droboが壊れたという情報は幸いなことに見つけることは出来ませんでした)。
なんか買わない理由をあと付で考えただけという気もしますが、3.が一番の理由ですね。バックアップを別にとるのも面倒なので、本体が壊れてもデータを読み出せる(可能性が高い)ミラーリングを選択することにしました。少し前ならTB級のストレージはRAIDを組まないと実現できなかったのに、いまでは2TBが1万以下で購入できます。
そんなわけで、2週間ほど悩んでいた外付けHDD問題は解決。これからデータ以降を始めないと…。