Essentialの商標を取得したことが明らかになったNothing。公式サイトでカウントダウンを実施しており、てっきり製品発表かと思っていたのですが一般投資家の募集を開始しました。投資できるのは50ユーロ(約6400円)から2万ユーロ(約256万円)まで。トータルで150万ドル(約1億6000万円)を調達します。
一応クラウドファンディングではありますが、Kickstarter等の一般的なサービスとは違い、製品のリターンはありません。代わりにNothingのシェアホルダー(株主)となります。今後、会社の売却やIPO(株式公開)などが発生した場合には、投資割合に応じて利益を得る権利が発生します。
ただし、スタートアップ初期段階の投資はリスクが高く、配当金を受け取れることはまれだともしています。また、持ち株比率は、将来の資金調達により希薄化する可能性が高いとのことです。
ベータテストへの優先参加などはありそうですが、基本的にはリターンを望むものではなく、Nothingを応援して一緒にいい製品を作り上げたいという意思表示のようなものだと思っておくのが良さそうです。
OnePlusの共同創設者が立ち上げたNothing、Essentialの商標を取得
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Source: Nothing