なかなかサイバーな写真ですが、映画監督のロブ・スペンスという人が、事故で視力を失った右目にカメラを仕込み外部デバイスに映像を記録できるようにしたとのことです。
In late 2008 filmmaker Rob Spence, caught our attention when he announced his plan to jam a video camera in his skull to replace an eye he lost to an unfortunate accident. Instead of connecting the camera to his brain, Spence sought to become a so-called “lifecaster,” recording the feed on an external device.
Eyeborg filmmaker fires up eye-cam to document cutting edge prosthetics (video)
無くした視力を人工的に補う系の話ではないので、誤解の無いよう。目をカメラにすることで、見た(見ようとした)映像をほぼそのまま記録できるというのはライフログ的には有効なんでしょうね。この装置はLifecasterと呼ばれているそうです。
この話自体は2008年からあったもので、新しい話題ではないのですが、 この程、あのスクエアエニックスが12分のドキュメンタリーを作成したとのことで紹介されていました。映像には眼球手術の様子などショッキングな映像も含まれていますので閲覧注意です。
眼球にカメラを仕込むのは一般人にはいささか敷居が高いため、この技術を応用して、Looxcienのようなものを超小型で実現してほしいな。ところで、ブリジストンは彼にスカウターを提供したりすると、面白いことが出来るんじゃないかと思うのだけどいかが?
まだまだ攻殻機動隊の世界には遠いですが、一歩ずつ近づいている、そんな気がします。そういえば攻殻の中でも他人の視界を盗み見るナノマシンがでてましたね。