スペインで開催中のMWCにおいて、各社の新しい端末が次々と発表されています。SamsungのGALAXYシリーズやLGのOptimusシリーズ、もちろんHTCの新型端末など個人で全部追うのはちょっと難しいくらい出てきてます。
そんな中で気になったのは、HTCが発表したfacebookスマートフォンのChaCha。facebookスマートフォンとしては、もう1つSalsaが発表されていますが、どちらもfacebookブランドというわけではなく、「facebookへの接続性・利便性が高い機種」という位置づけ。facebookボタンは単純にfacebookへアクセスするだけでなく、写真を撮ったときにはfacebookへのアップロード、見ているサイトのシェア、その場所へのチェックインなど状況に応じて振る舞いが変わるようです。
海外ではこうした全面QWERTYの安価な端末は若者向けのmessenger端末として一定の市場、ニーズがありmotorolaやNokiaなどからも出ています。しかし、日本では皆無ですね。もともとメーカ(というかキャリアですね)がQWERTY=ビジネス向けというような認識でいるのと、そもそも日本の若者は10キーでの携帯打ちの方がQWERTYよりも入力が速いなど特殊な事情があったりするわけですが。
そんなわけでChaChaですが、facebookはともかくとして全面QWERTYというだけで気になります。もう少しかちっとしたデザインの方が好みなのですが、ターゲット層(おそらく学生向け)を考えると無難なデザインなのかもしれません。ターゲット層的にもスペック的にも、おそらくは$200~$300の価格になるのではないかと思いますが、ちょっと入手したいですね。今年のQ2に発売とのことです。