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税関トラブルで日本向けの配送が遅れていた、Unihertzの3.0インチ小型端末Jelly 2がやっと届きました。まだあまり弄れてはいませんが、とりあえず、簡単なインプレッションをお届けします。
Jelly 2は、3.0インチ 854×480の小型端末。UnihertzはこれまでもJelly ProやATOMなどの小型端末を発売していますが、Jelly 2はその最新端末。今回は日本向けにFeliCaを搭載しているのが大きな特徴です。
ちなみに、ナビゲーションメニューは画面外にハードキー(タッチキー)がありますが、これを使わなくても、Android 10のジェスチャーナビゲーションを利用できます。
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背面カメラは16MPのシングル仕様。指紋センサも搭載しています。
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右側面には電源ボタンと動作をカスタマイズできるプログラマブルボタンを搭載。USBポートも右側下部にあります。
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SIMスロットも右側にあり、nanoSIM2枚のデュアルSIM。片方はmicroSDと兼用です。
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左側にはボリュームボタン。上面には3.5mmジャックもあります。
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FeliCa搭載の小型端末といえば、Rakuten Miniがありますが、それと比べても一回り以上小さくなります。
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ただ、厚みはJelly 2のほうが倍近くあります。すっきりとしたRakuten Miniとは違い、丸くてコロンとした印象です。
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プログラマブルキーは使い方次第で便利になりそう
プログラマブルキーは、設定メニューの[Smart Assistant] > [Shortcut settings]から変更可能。
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ほとんどの設定が日本語化されているJelly 2ですが、なぜかここだけ微妙に英語が残っています。
設定は[Shrot Press]、[Long Press]、[Double Press]の3種類。
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それぞれ、スクリーンショットの撮影や画面録画、ボイスレコーダーといった機能のほか、アプリの起動にも割り当て可能です。ただ、フラッシュライトの点灯はLong Pressでのみ利用出来る様子。誤動作の防止のためなのでしょう。
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ちなみに、[Smart Assistant]にあるほかのメニューでは、画面外にあるナビゲーションボタンの入れ替えも可能。通常は左が戻る、右がタスクですが、[Physical Key Swiitch]を有効にすると左右が入れ替わります。
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指紋認証は使いづらい
少し使って見て感じたのは、指紋認証が使いづらいです。端末が小さすぎるため、通常の握りでは指紋センサに指を置けず、端末をかなり浅く持たなければなりません。
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慣れてくれば問題ないのかもしれませんが、浅く握った状態だと落としそうで怖いです。ということで、いまのところほぼパターン認証でロックを解除しています。
バッテリー持ちは心許ない
本体が小さい分、バッテリーも2000mAhと小さめ。特になにも操作しなくても、夜にはバッテリー残量が40%ほどになっていました。SNSやメールなどでがっつり使い始めると、1日ギリギリ持つかどうかといった感じになりそうです。
FeliCa非搭載端末のコンパニオンデバイスとして使えそう
最後にスペックを再確認しておきます。
画面サイズは3.0インチ 854×480。本体サイズは95 x 49.4 x 16.5 mmで重さ110g。SoCはHelio P60(Ocuta-Core 2.0GHz)、RAM6GB、ストレージ128GB。背面カメラは16MPでフロントは8MP。背面指紋センサを搭載しており、FeliCa対応でおサイフケータイも利用可能。OSにはAndroid 10を搭載。
LTEの対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66/34/38/39/40/41。
AnTuTuが使えなかったのでGeekBench 5のスコアですが、シングルで297、マルチで1460という結果。ウェブやSNSを見る分には、とくに困ることはありません。
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これ1台であれもこれもと使い倒すような端末ではありませんが、サイズ的に持ち運びが苦にならないという点では、FeliCa非搭載の端末を補う形で利用するのに最適かもしれません。
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Jelly 2の日本向け販売は、クラウドファンディング分がすべて配送されてから開始するとのことですが、おそらくは1月末~2月初めには発売となるはずです。