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Googleは10月6日に開催したイベントにおいて、Pixel Watchを正式発表しました。日本での価格は4G LTE + Bluetooth/Wi-Fi版が4万7800円、Bluetooth/Wi-Fi版が3万9800円。10月13日に発売されます。
ケース径は41mmの1種類のみで、ケース素材はステンレス。その80%がリサイクルステンレスとのこと。ディスプレイには3D Corning Gorilla Glassが利用されています。バッテリー容量は294mAhで最大24時間利用可能。SoCはExynos 9110でコプロセッサにはCortexx M33が採用されています。
Wear OSのスマートウォッチは、メインのボタン(リューズ)のほかに、1つないし2つのカスタムボタンを搭載しているものがほとんどですが、Pixel Watchもリューズの上に、再度ボタンを備えています。
時計のバンドは、交換が可能。Apple Watchっぽい仕組みですが、Googleは「カメラのレンズをカメラ本体に取り付ける方法に着想を得た」としています。
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交換バンドは20種類以上、メタルバンドのみ来春発売とのことです。
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Fitbitの機能を内包しているのも特徴で、各種計測値はFitbitアプリで確認可能。Wear OSはこれまで、メーカー独自のアプリかGoogle Fitで見る必要がありましたが、Fitbitアプリでなら、より詳細な情報を確認できそうです。ただし、Fitbitのフル機能を利用するには、Fitbit Premiumに加入する必要があります(6か月間は無料)。
そして、Pixel WatchはSuicaに対応するようです。公式サイトのGoogle Pay利用イメージとして、Suicaが掲載されています。
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また、技術仕様にもしっかりとFeliCaの記載も確認できます。さすがにこれでSuicaには対応しない、ということはないと思いたい。
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LTE回線はKDDIとソフトバンクが対応。Pixel Watchとスマートフォンは、同じキャリアである必要があるので注意してください。
3万9800円という価格は、意外と安かったという気もします。なお、Googleストアは頻繁にクーポンを配っているので、購入時には使えるクーポンが届いていないか、メールを確認することをおすすめします。私のところには、8月31日にGoogleストアすべての製品に利用できる1000円のクーポンが届いていました(件名:Google ストアのお好きな製品を 1,000 円引きでご購入いただけます)。