以前、写真の管理はFlickrを使っていたのですが、昨年11月にブログにアップする写真をFlickrからPicasa(Google+)に移した(その後、ブログの写真はすべてWordpressにアップするようにしました)のをきっかけにして、その他の写真もすべてPicasa(Google+)を使うようになりました。
そこで、Flickrにアップしてある過去の写真もPicasa(Google+)に引っ越ししようと思ったのですが、Flickrって一括ダウンロードが出来ないんですよね。一個ずつならダウンロードできるのですが、さすがに手間がかかるのと、Flickrで登録しているSet毎にダウンロードをしたかったのでBulkrというツールを使ってみました。
Bulkr: Backup, download flickr photos, videos, sets & more
BulkrはAdobe Airを使うアプリなのでWindowsでもMacでも利用可能です。無料でも使用できますが、いくつか機能制限があります(ダウンロードできるSetが直近15setまで、ダウンロードサイズもフルサイズではなくLargeまで、等)。
使い方は簡単。まずダウンロードしたいset(ファイル)を選択します。このとき自分の写真であれば非公開設定のものも選択可能です(これが出来ないツールが意外と多い)。また、FlickrでCCライセンスで公開されているものも検索し、ダウンロードすることができます。
無料版だと選択できるsetが直近の15個まででした。これってダウンロードしたあとにそのsetを消せば、それ以前のsetをダウンロードできるようになるのかな?
次にダウンロードするサイズと場所を選びます。無料版ではフルサイズは指定できませんでした。また、EXIFデータも失われるようです。必要な人は有料版(Proアカウント)を使ったほうがいいですね。Proアカウントは$29.99/年と$60(永年有効)が選べますが、永年のほうは期間限定で$39になっています。
選択した写真は指定した場所にSet毎にフォルダに分かれてダウンロードされます。
とりあえずはこれでローカルにダウンロードしたあと、必要に応じてPicasa(Google+)にアップロードし直そうと思います。
それにしても、FlickrにしろPicasaにしろ、オンラインでの写真管理でこれ!というのはありませんね。みなそれぞれに特徴はあるのですが、みな帯に短しタスキに長しという感じで……。費用はかかりますが、Dropboxで管理してしまうのが一番楽な気がしてきました。