モジュール式ノートPCのFrameworkは9月21日(現地時間)、Googleと提携し、「Framework Laptop Chromebook Edition」を発表しました。米国とカナダで予約が開始されており、12月に出荷の予定。価格は999ドルから。
Framework Laptopはディスプレイやキーボード、マザーボードに搭載するポート類がモジュール化されており、必要に応じて交換やアップグレードができるノートPC。スペックアップのために買い替えるのではなく、ポートやマザーボードなど、最小限の交換で済ませることで環境負荷を小さくすることを目指しています。
発売当初はIntelの第11世代Coreでしたが、7月に第12世代Coreのアップグレードキットの出荷が開始されています。
Framework、第12世代Coreのアップグレードキットを出荷開始
モジュール式ノートPCのFrameworkが、第12世代 Intel Coreを搭載したアップグレードの出荷を開始しました。アップグレードキット自体は、5月に発表されていました。 Framework Laptopは、各部がモジュール化されて...
あらたに発表されたChromebook Editionは、CPUに第12世代のCore i5-1240Pを搭載。GoogleのTitan Cセキュリティチップも搭載しており、2030年6月まで自動更新が可能としています。ということで、マザーボード自体は通常のWindows版とは異なっているようです。おそらくはマザーボードを交換すれば、ChromebookとWindows、どちらも利用できるのではないかと思います(とても面倒ですけれども)。
ディスプレイは13.5インチ(2256 x 1504)、RAMは8GBですが最大64GBまで拡張可能。ストレージも256GBのNVMeをさうダウ1TBまで拡張可能です。
Source: Framework