2月24日に発表が噂されているSamsungの次期フラッグシップGalaxy S5ですが、防水端末になるかもしれないという情報が韓国ETNewsに掲載されています。
Samsungは従来、防水端末を出すには出していましたが、その比率はSamsungのスマートフォン売上高の3〜4%に過ぎませんでした。しかし今年はGalaxy S5を基点に防水端末の割合を20〜30%に増加する計画だということです。
具体的な数値としては防水仕様のGalaxy S5の3月の生産台数は500万台になるとか。Galaxy S5がすべて防水仕様になるのか、Galaxy S4 Activeのように防水仕様の派生モデルとして登場するのかは不明ですが、Galaxy S4は発売直後は月1000万台ペースで生産されていたことを考えるとGalaxy S5そのものが防水仕様とするには生産台数が少なすぎるように思えます。
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ただし、Galaxy S5には上位機種のPrimeと下位モデルのStandardが用意されるという噂もあるので、もしこれが本当なら上位のPrimeのみ防水で月産500万台という可能性もあります。
Galaxy S5(もしくはその派生モデル)から採用される防水仕様は、Xperia Zなどで採用されているパッキンによる防水ではなく、motorola Moto G、Moto Xが採用しているナノコーティングによる防水となるそうです。
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パッキンを用いた防水と違い、水中で操作できるわけではありませんが、しばらく水に沈めても壊れることはなく、パッキン仕様と較べて特別な設計なども不要のため、製造コストも削減できます。また、特別なノウハウもないので他社との特許抗争に巻き込まれる心配もありません。Samsungは防水端末の比率を増やすことで、アフターサービスにかかるコストの削減を考えているようです。
(via PhoneArena)
(source ETNews)