手元に届いたのは1年くらい前なのですが、なぜか開封する気になれず、そのまましまい込んでいたリモコンロボットのGEIO。DJIがRoboMaster S1を発表したときにふと思い出し、ようやく電源を入れてみました。
GEIOが何かというと、一言でいうなら、スマートフォンで操作するラジコンです。オムニホールを搭載しており、縦横無尽に移動が可能。ただし、外見は多脚ですが、個別に動くわけではないので、平面移動しかできません。
正面にカメラを搭載しており、スマートフォンから一人称視点での操作が可能。また、アプリから写真や動画の撮影も行えます。
ちなみに、2台のGEIOで対戦するモードにすると、銃口が回転します。実際に弾が出るわけではなく、アプリ上で仮想的にダメージ判定などが行われます。
アプリはiOS用とAndroid用がありますが、なぜかAndroidだとうまく接続できませんでした(Galaxy S10利用)。機種に寄るのかもしれませんが、Androidだとうまくいかないという例が多いようです。ちなみにiPhoneからは一発で接続できました。
モードとしては、全部で4つ。2台で戦うバトルモードが主になるのですが、戦闘としては、体当たりで戦う騎士モードもあります。これはコントローラーからは前後の移動しかできず、スマートフォンの傾きによって左右への移動を行うモードです。探索モードは普通にラジコンとして操作するモード、レースモードはその名の通りにゴールまでの速さを競うモードです。
このほかに、別アプリで動作をプログラミングできるものも出ています。スクラッチ風のパーツをはめ込んでいくと自動動作が出来たりする感じです。
という感じで、たぶん何人かで集まってワイワイ遊ぶ分には面白いのではないかと思います。
あと、このGEIO、いつの間にか日本国内でも正規販売されていました。その割にあまり話題を見かけないのは、値段の高さがネックなのですかね……。
ちなみに米Amazonでは200ドルほどで購入可能です。