Googleが、AIノートブック「NotebookLM」び一般展開を開始しました。日本でも日本語で利用できます。
NotebookLMは、名前の通りにノートブックアプリ。「ノートブック > メモ」というフォルダ構造になっており、1ノートブックあたり最大1000個のメモを作成できます。
これだけだと、なんということのないサービスなのですが、最大の特徴はGeminiを利用できること(Gemini 1.5 Pro)。各ノートブックあたり最大50個のソース(GoogleドキュメントやGoogleスライド、PDFファイル、URL、コピーして直接貼り付けたテキストなど)を登録でき、Geminiは、そのソースの範囲で回答を行うことができます。
ネットを利用して、よくわからないサイトの情報をソースと使ってしまうといったことがないので、大きな誤りは起こりにくくなります(ハルシネーションの可能性はあるので、最終的には自身での確認は必要です)。
たとえば、複数の文章に分かれている会社の業務規則などをソースとして指定すれば、複数ファイルにまたがる目次やFAQなども作成可能です。
NotebookLM自体は、昨年から実験的サービスとして公開されており、公式Discordも開設されています。Discord上では、NotebookLM を使用して複雑なストーリーラインを管理する小説家やファンフィクションの著者、ダンジョンズ & ドラゴンズなどのゲームでファンタジー世界の詳細な説明を参照するロールプレイング ゲーム愛好家などが予想外の楽しい使用例を披露しているとのことです。
Source:Google