Googleは5月3日(現地時間)、世界パスワードの日(5月4日)にあわせて、Googleアカウントでのパスキー対応を発表しました。
パスキーは、PCやスマートフォンなどのデバイスのロックを解除するのと同じ方法(指紋、顔スキャン、または画面ロックPIN)でアプリやサイトにサインインできる仕組み。パスワードを必要としないため、フィッシングなどの攻撃に強いという特徴があります。
パスワードレス認証の普及を目指すFIDOアライアンスが策定したWebAuth APIを利用しており、AppleやGoogle、Microsoftが利用を推進。サービス側では、日本だとYahoo!やドコモ、auがすでにパスキーを採用しています。
パスキーによるパスワードレス認証を目指すFIDOが最新の取り組みを発表
パスワードレス認証の普及を目指すFIDOアライアンスが12月9日、現在、力を入れているパスキーの動向について発表を行いました。 AppleがiOS 16でサポートしたことで若干知名度が上がった気がするパスキーですが、何かしらの技術的な定義が...
Googleアカウントでのパスキーは、セキュリティから設定可能。Androidデバイスの場合には、Googleアカウントにログインすると自動的にパスキーが作成されます。
なお、Google Workspaceアカウントに関しては、まもなく管理者向けにエンドユーザーのパスキーを有効にするオプションが提供されるとのことです。