Googleが2段階認証の手段としてセキュリティキーが利用できるようになったと発表しました。
Googleの2段階認証ではこれまで、電話、SMS、専用アプリを使うことができましたが、セキュリティキーはこれらの代替として利用可能です。従来通り、パスワード入力の後にセキュリティーキーを挿入することで2段階認証が行われます。
物理的なデバイスが必要になるので、Googleではコードを入力する通常の2段階認証よりもフィッシング詐欺に強いとしています。
なお、セキュリティキーによる2段階認証が可能なのは、いまのところChromeブラウザのみに限定されています。それ以外では従来の2段階認証方式(SMS、電話、専用アプリ)が利用できるということです。
このセキュリティキー、Googleが独自に作ったものではなく、FIODアライアンスが標準化を行っているオープンな規格です。
Googleの2段階認証で使えるセキュリティキーは、FIDO F2Uという規格に合致するもので、Googleは親切にも米Amazonで販売しているリンクを紹介してくれています。
価格は$5.99〜$60と幅広いですが、残念ながら日本への直送は行っていないみたい。日本でも探してみましたが、Amazonや楽天では販売していませんでした。
転送業者を使うにしても、手数料と送料のほうが高くなりそうですね。Googleが正式に発表したので、そのうち国内でもどこかが取り扱うとは思うので、それをまったほうがいいかな?