Googleが福島第1原発から20Km圏内で「警戒区域」「計画的避難区域」にある福島県双葉郡浪江町内のストリートビュー撮影を開始したそうです。Googleが勝手に行なっているわけではなく浪江町からの依頼。撮影は数週間行われ、数カ月後に公開されるとのことです。
既に震災から2年近く経過していますが、被災地ではいまなお継続している災害です。浪江町でも2万人以上の方が故郷を離れ、避難生活を余儀なくされており、そうした方々の「故郷の姿を見たい」という要望に答える形でストリートビュー撮影が決まったようです。
これまで、災害のあった街の様子というのは写真や動画で残すしかありませんでしたが、ストリートビューのように全方位からの記録というのはこれまでになかった記録の形として今後有用になってくるかもしれませんね。
(via Google Blog)