地上20Kmの高空を太陽電池により3年間飛行し続けることを目標としたドローンを開発しているTitan AerospaceをGoogleが買収しました。
買収の詳細については発表されていませんが、Facebookによる買収も噂されていた企業です。Facebookは結局、Titan Aerospaceと同様の開発研究を行っているライバル企業のAscentaを買収しています。
Googleが何のためにTitan Aerospaceを買収したかというと、インターネット網の普及していない地域にネット接続環境を提供しようとしているProject Loonのためのようです。
成層圏に気球を飛ばして通信を行うというProject LoonをGoogleが発表 | Dream Seed
現在は気球を使っていますが、長期間航行が可能なドローンが実現するなら、風任せではなく操縦もできるし、使いやすい気はしますね。
ドローンから地上を撮影することでMAPの精度をあげるなどの使い方も考えられているとのこと。
いっそのこと雪風に出てくるバンシーのような、一生地上に降りることがない大型機を飛ばしてしまったらどうかと思うのですが、まだそこまでの技術はできてないのかな?それ以前に領空侵犯だなんだという政治的問題のほうが大変そうだけど。
(via TechCrunch)
(source WSJ, Titan Aerospace)