ハリケーンSandyのために現地時間29日のイベントをキャンセルしたGoogleですが、結局、再スケジュールをせずにイベント自体を中止するとのことです。このため、イベントで発表予定だったAndroid 4.2と、あたらしいNexus端末、Nexus 4、Nexus 7の32GBモデルと3G版、Nexus 10が正式発表となりました。なお、Android 4.2は”Key Lime Pie”ではなく、”Jelly Bean”のままとなっています。
まずはNexus 7ですが32GB版と3G版が追加となりました。これにあわせて8GBは廃止されたようです。価格はスライドして16GBが$199、32GBが$249、3G版が$299です。3G版はアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペインで11月3日から発売予定。日本での発売は未定です。32GBについては日本も含めて既に発売中。
ただし日本では16GBはそのまま19,800円、32GBは24,800円と海外では値下がりしているにもかかわらず、上乗せ価格となっています。これは残念。
次にAndroid 4.2を搭載したLG製のNexus 4。4.7インチで3G対応のスマートフォンで8GBが$299、16GBが$349。これは契約なしSIMロックなしの価格なので2年契約であれば$100台で購入できるんじゃないですかね。如何に日本の端末がボッタクリ価格であるかがわかると思います。小さな市場のために無理してがんばって特化させてるから端末代が上がるのも仕方がないんだけど。そうやって追加された機能やアプリのほとんどゴミだという現実が……。
こちらは11月13日から発売開始。11月下旬には一部地域で店頭販売もされるとのこと。当然のように一部地域に日本は含まれていません。
最後にSamusng製10インチ端末 Nexus 10。16GBが$399、32GBが$499。10インチディスプレイで解像度が 2,560 x 1,600(300ppi)というのが一番の特徴でしょうか。11月13日発売予定で、これは日本でも発売されます。日本円では36,800円と44,800円です。
それぞれの端末の主要なスペックは下記。
Nexus 4 | Nexus 7 | Nexus 10 | |
---|---|---|---|
Android | 4.2 | 4.1 | 4.2 |
ディスプレイ | 4.7″ | 7″ | 10.055″ |
解像度 | 1280×768 | 1280×800 | 2560×1600 |
ppi | 320 | 216 | 300 |
高さ(mm) | 133.9 | 198.5 | 263.9 |
幅(mm) | 68.7 | 120 | 177.6 |
厚み(mm) | 9.1 | 10.45 | 8.9 |
重さ(g) | 139 | 340 | 603 |
チップセット | Snapdragon S4 Pro | Tegra 3 | Exynos 5250 |
CPU | Quad Krait 1.5GHz | Quad-core 1.3GHz Cortex-A9 | Dual-core 1.7 GHz Cortex-A15 |
GPU | Adreno 320 | ULP GeForce | Mali T604 |
RAM | 2GB | 1GB | 2GB |
ストレージ | 8/16GB | 16/32GB | 16/32GB |
バッテリ | 2,100mAh | 4325mAh | 9000mAh |
メインカメラ | 8MP | – | 5MP |
フロントカメラ | 1.3MP | 1.2MP | 1.9MP |
(source Google Play)