GoogleがAndroidのChromeブラウザでPhysical Webのビーコン情報を受け取れるようにするそうです。
GoogleのPhysical WebはBluetoothを使ってURL情報を送信するというもので、これ自体に目新しさはありませんが、Chromeブラウザ自体が対応することで他にアプリや専用の装置を必要とせずスマートフォンだけで気軽に利用できるようになります。なお、Chromeでのビーコン受信はiOS版では昨年夏からテストが行われていたそうです。
ビーコンの情報を受け取るとスマートフォン上に通知が表示され、それを有効にすると実際のURLが表示される仕組みになるそうです。これまではQRコードを利用したり、ユーザに検索してもらうという方法が一般的でしたが、ビーコンで自動的に情報が通知され、ワンタップでそれが開けるならかなり便利になりそうです。
ただ、この話ってAppleがiBeaconを発表した時にもありましたが、その後便利になったという気はしません。そもそも普及もしてないと思うし。まだまだこれからというところなんでしょう。
この機能はChrome 49で有効になるということですが、これを使って何をするか、というあたりが重要になってきそうですね。
(via The Next Web)
(source Google)