Googleは6月12日(現地時間)、ChromeOSをAndroidスタックの大部分で開発すると発表しました。Google AI、イノベーション、機能をより早くユーザーに提供するためとのことです。
Androidベースの技術スタックをChromeOSに導入することにより、AIイノベーションのペースを加速させるだけではなく、エンジニアリング作業を簡素化し、スマートフォンやアクセサリなどのさまざまなデバイスがChromebookとよりよく連携できるようになるともしています。
ChromeOSは、すでにGoogle Playが利用可能になりAndroidアプリが使えるなど、かなりAndroidに寄せてきてはいます。さらにAndroidベースの技術スタックに置き換えていくと、Androidタブレットとの差異がよくわからなくなっていきそうです。ただ、ChromeOSのユーザー、企業、学校が愛用している比類のないセキュリティ、一貫したルック&フィール、広範な管理機能は引き続き提供するとのことなので、このあたりで差別化を図るのかもしれません。
なお、技術スタックの変更は、消費者に提供できるようになるのはかなり先のことになるともしています。
Source:Google