Googleアシスタントから、Fitbitで計測した睡眠データにアクセスが可能となりました。GoogleによるFitbit買収がようやく完了しましたが、その効果がさっそく現れ始めているようです。
この機能、Googleアシスタント設定の「健康管理」セクションに追加されたもの。健康管理という項目名からして、睡眠以外にもデータを取れるようになりそうですが、いまのところ睡眠のみ機能するとのことです。
GoogleがFitbit買収を完了。Wear OSのテコ入れに期待
GoogleとFitbitは1月14日(現地時間)、以前から進められていた買収作業が完了し、Fitbitが正式にGoogle傘下になったと発表しました。 GoogleによるFitbit買収は2019年11月に発表されていたもの。もともと20...
計測したデータはGoogleアシスタントに「昨日の睡眠はどうだった?」と尋ねて表示出来るほか、Nest Hubなどのスマートディスプレイでも表示できるようになるとのことです。
GoogleのフィットネスアプリGoogle Fitには、Wear OSデバイスやMi Bandなどからのデータを使って睡眠ログを表示する機能がありますが、Googleアシスタントで利用出来るのは、Fitbitのみというのが面白いところ。Wear OSのデータより、Fitbitのほうが信頼できるということなのかもしれません。
なお、利用出来るFitbitデバイスはFitbit SenseとVersa 3のみ。加えて、残念ながら日本ではまだ利用出来ないようです。ヘルプは日本語化されているので、早期の対応を期待したいところです。
source: 9to5Google, Googleアシスタントヘルプ