Googleがオープンソースで開発している新OS「Fuchsia」、その開発者向けリリースがまもなく登場しそうです。
Fuchsiaは、AndroidやChrome OSなどで使われるLinuxカーネルではなく、独自のマイクロカーネルZircon(以前はMagentaと呼ばれていました)を採用する新OS。AndroidやChrome OSに代わる物ではなく、汎用のオープンソースオペレーティングシステムを作成するための長期プロジェクトだとされています。
9to5Googleによると、そんなFuchsiaが最近になって「releases/f1」という新しいブランチが作成され、その6週間後には「releases/f2」が登場したとのこと。また、将来的にf3で修正するとのコメントも見つかっているようです。
この6週というタイミング、ChromeやChrome OSで採用されているリリーススケジュールに一致しています(9月からは4週毎になることが発表済み)。このリリーススケジュールはマイルスーンと呼ばれ、Chromeでは「M89」のような名称であわらされています。同様に、Fuchsiaが「F○」で表現されてもおかしくはありません。
これらに鑑みるに、ChromeでいうところのCnaryチャネル(あるいはそれ以前の状態)に相当するリリースが間近に迫っている可能性はありそうです。
Source: 9to5Google