オープンソースで開発されているGoogleの新OS「Fuchsia」。 これまでにPixelbookなどの一部の端末がサポートされており、11月にはHUAWEIのKirin 970で動作するためのパッチが公開されるなどしていますが、相変わらずその全貌は見えてきません。
そんなFuchsiaですが、どうやら、Androidアプリが実行可能になるようです。
9to5Googleが、Android Open Source Project(AOSP)にFuchsia関連のリポジトリが追加されたのを発見。そこに含まれているファイルから、Fuchsia向けの特別なAndroid Runtimeを利用することで、Androidアプリを動作可能にすることが判明しました。
FuchsiaはAndroidを置き換えるものではないとは、以前から言われていることではあります。これまでに、PCやスマートフォン、タブレットなどマルチプラットフォームで動作するOSなのは判明していますが、結局のところどんな立ち位置のOSになるのかはよくわかりません。
2016年8月に最初の噂が出てから2年半。開発中なことはすでに認めているものの、未だにGoogleからの公式発表はありません。今年あたり、なんらかの動きがあって欲しいものです。
(via 9to5Google)
(source Android Open Source Project)