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日本時間5月11日2時から開催される、Googleの年次開発者会議Google I/O。Googleが開催するイベントとしては年間を通して最大のものですが、最初からこの規模で開催されていたわけではありません。
そんなGoogle I/Oについて、Googleが歴史と名前の由来をブログに投稿しています。
Google I/Oの起源とも言える、初めての開発者会議が開催れたのは2006年5月のこと。このときは 「Geo Developer Day 」という名称でした。イベントはGoogleのマウンテンビューキャンパスGoogleplexで開催されましたが、参加者はわずかに100人だったとのことです。
翌年には規模を拡大し、Google Developer Dayという名称に。そして2008年にはさらに大きなイベントとなり、ここで初めて「Google I/O」の名称が使われました。
このGoogle I/Oという名称、Googleの社名の由来となっている「Googol」という単位から来たそうです。Googolは1の後に0が100個(つまり、10の100乗)が続くのですが、この最初の1と0を切り出したとのこと。その後、ブレーンストーミングで1と0が何を意味するのかついてに話し合われ、「Input/Output」「innovation in the open」といった意味が後付されたとしています。
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なお、Google Developer Day(GDD)はGoogle I/Oとは別のイベントとして、少なくとも2019年まではあちこちで開催されているようです。以前は日本でも開催されていました。
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そんなGoogle I/O、今年はPixel FoldやPixel Tablet、Pixel 7aなど多くのハードウェアが発表される見込み。もちろん、最近話題のAI関連についても発表があると考えられます。
Source: Google