Google Oneの特典として提供されているGoogle One VPNが、7月末からローカルIPアドレスに変更となると9to5Googleが伝えています。まもなく、利用者に対してメールが送信されるとのことです。
VPNというと、接続地域を偽り、たとえば日本にいながら海外のストリーミングサービスを利用するなどの用途で使われることもありますが、Google One VPNはそうした用途に使用するものではなく、あくまでも経路を暗号化してセキュリティを高めるという目的で使われるものです。
ただ、これまでは接続元が海外になってしまうことで、日本国内では一部のアプリやサービスが使えないことがありました。海外でも事情は似たようなもので、これに関する要望が出ていたようです。
ローカルIPに変更になるといっても、実際のIPアドレスが使われたり、接続している正確な位置がわかるようなものではないとのこと。またオプションでより広範囲(地域ではなく国レベルになるようです)なIPアドレスを利用することも可能になるとのことです。
とりあえず、Google One VPNを利用した状態でも、金融系やストリーミング系のサービスが使えるようになりそうです。
Source: 9to5Google