
Googleが、Googleフォトアプリに動画編集機能を追加しました。これまでGoogleフォトアプリではほとんど動画編集を行えませんでしたが、新機能ではトリミングや露出調整、フィルターの適用など写真編集に近い機能を備えています。
新しい動画編集機能では、トリミングや安定化、回転、遠近法の調整など、30を超えるコントロールが利用可能。傾いた動画を水平に修正し、被写体の焦点を調整。露出を修正するなどをアプリ内で完結できます。

この機能は、iOS版ではすでに利用可能。Android向けには今後数週間以内に展開されるとのことです。
また、もともとPixel 5やPixel 4a(5G)向けに追加され、その後他のPixel端末でも利用可能となったポートレートライトがGoogleドライブの有料機能Google Oneメンバー向けに他の端末でも利用可能となります。

ポートレートライトは、ポートレート写真に対して、あとから光の当たり方を調整出来るという機能で、70人の被験者と331個のLED光源を使い、光の当たり方による顔の見え方を学習させて実現しています。
関連:
Google AI Blog: Portrait Light: Enhancing Portrait Lighting with Machine Learning
このほか、空の色をAI処理で変更出来る機能も利用可能となります。

これらの機能は、今後数日でGoogle Oneメンバーに提供されるとのこと。なお、Android 8.0以降で、最低3GBのRAMが必要とのことです。
Source: Google