Googleがスマートフォンによる3D空間認識を行うProject Tangoを発表しました。
空間認識というとKinectやLeap Motionのようなモーションキャプチャと用いたUIを想像しますが、どうやらそういったものではないようです。
こんなことができるのではないか?っと例示されているのが、家具を買いに行く前にスマートフォンを持って部屋の中を歩くことで部屋の3Dモデルを構築し、ぴったりの家具を見つける、スーパーで商品を検索すると棚の正確な位置を教えてくれる、お気に入りのキャラクターと家の中でかくれんぼをする、等など。
要するにスマートフォンの中に3Dモデルを(リアルタイムで)構築するというプロジェクトのようです。
このプロジェクトは3Dセンサーとカメラを備えた5インチのプロトタイプ・スマートフォンとデヴェロッパーキットから成っていますが、プロトタイプは200セット限定。
申請は今日から行えますが、このプロジェクトを使ってどんなものを作るのかという提案が必須で、その提案をGoogleが承認した200人(200組)に配布されるという仕組みです。
200組の選定は3月14日までに行われるということなのであまり時間はないですね。
なかなか面白そうなプロジェクトですが、いまのところゲームぐらいにしか使い道が思い浮かばないなぁ。今回の募集で何か想像もしなかった使い道が示されるといいですね。
(via techcrunch)
(source Google)