昨年のGoogle I/Oで参加者に配られ、一発ネタで終わることなく着実にコミュニティを形成しつつあるGoogleのダンボール製VRヘッドセット、Google Cardboardですが、「Works with Google Cardboard」という新しい取り組みが発表されました。
これまで、Google Cardboardと互換がある類似品、悪く言えばパチモノがそれなりに出回っていますが、そういったものに認定を与えて広く利用しやくしようという試みです。
Google Cardboardのオープンハード化(ハードと言っていいのかわかりませんが)ってことですね。これに合わせてデザインガイドラインも公開されており、また専用アプリもバージョンアップしています。
各メーカーはCardboard互換の製品を作った際に、互換マークと共に専用サイトで焦点距離やレンズ間の距離などを入力して得られるQRコードも表示しておきます。ユーザがCardboardアプリでそれを読み取ると、アプリがそのパラメータ向けに調整されるという仕組みですになっています。
この仕組みだと、かなり自由度の高いヘッドセット設計ができるようになりますね。
今後どういったものが登場するか楽しみですが、まずはアプリ側(コンテンツ側)を充実させて欲しいなぁとも思います。
(source Google)