Googleが、YoutubeのサムネイルにWebPフォーマットを利用しはじめていると発表しました。これにより、読み込み時間が10%ほど短縮されるそうです。
WebPフォーマットというのはあまり馴染みがないですが、Googleが開発している画像フォーマットでGoogle Playのアプリのスクリーンショットなどに利用されています。スクリーンショットの画像を保存使用として、拡張子が「.webp」となり何のことだろうと思った人もいるんじゃないでしょうか。私はあります。
このWebP、非可逆圧縮ではJpegと比べて25%以上、可逆圧縮でもPNGより28%ファイルサイズを小さくできるのだとか。Google Play以外でも、AndroidやiOSのChromeブラウザで「帯域幅の管理 > データ使用量を節約」のオプションを有効にすると、Googleのプロキシサーバが画像をWebPに変換しているのだとか。
2010年9月に仕様が公開されたフォーマットですが、まだまだ利用が進んでいるとは言いがたい状況です。しかし、ここにきてGoogleが本気を出してきているようなので、今年あたり、一気に普及するのかもしれませんね。
(via engadget)
(source The Chromium Blog)