中国GPDが3月26日、WeChat上で次期小型PC「WIN Max 2」を予告しました。
One-NetbookやCHUWIなど、最近はUMPCの枠を外れて10インチにシフトしてきていますが、GPD WIN Max 2も従来の8インチから10.1インチにサイズアップ。デフォルト解像度は1920 x 1200ですが、最大で2560 x 1600をサポートするとのこと。
これに伴い本体サイズもアップしており、8インチだったWIN MAXの207 x 145mmに対し、WIN Max 2は228 x 160mmとなります。同じく10.1インチのOneMix 4が227 x 157.3mmなので、ほぼ同等サイズとなります。なお、厚みに関しては、WIN Maxよりも薄いとのことです。
SoCには、第12世代のCore i7-1280P(14コア20スレッド)を搭載。RAMは16GBと32GB。2つのM.2 NVMe 2280スロットを備えており、標準で1TB/2TB。2つ目のスロットも自由に使えるとしています。
Thunderbolt 4 + Type-Cのデュアルインターフェースのほか、3つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載。micro SDをサポートし、4G LTEモジュールも組み込まれているとのことです。
リリース時期などは不明ですが、おそらくは夏~秋ごろにクラウドファンディングで先行予約を開始すると考えられます。
UMPCの枠からは外れてしまいますが、10インチになると少し小さめの普通のノートPCとして利用できるようになるので、正式発表が待ち遠しいところ。おそらく、One-Netbookも第12世代Coreを搭載したOneMix 4のリフレッシュ版を出してくるのではないかと思うので、今年は10インチ台の小型ノートPCが面白くなりそうです。
Source: GPD(WeChat) via PC Watch