GPD PocketおよびPocket 2にインストールできるChromiumOSがリリースされました。といっても、公式なものではなく、ソフトウェアエンジニアのKeith Myers氏が制作したもの。
ChromiumOSは、Chrome OSのベースになっているオープンソースなOS。GPD Pocketにインストールできるバージョンは、一度2019年6月にリリースされていましたが、画面の回転やオーディオ、ネットワーク関連にバグがあり、今回はそれらを解消したメジャーアップデートとなります。ChromiumOSも最新リリースに基づいているとのことです。GPD Pocket 2ではUSB Type-Cからの映像出力にも対応しています。
なお、設定からLimuix(Beta)を有効にすれば、Debian 10の起動も可能なようです。
Windows 10が割と快適に動作するGPD Pocketに、あえてChromiumOSをインストールして使うメリットは少ないかもしれませんが、動作が厳しい感もある初代GPD Pocketなら良さそうです。もちろん、より快適な操作感を求めてChromeiumOSにしてみたり、単純に面白そうだからと言う理由でもありでしょうけど。
(via: liliputing)
(source: Keith Myers)