Desire Sレビューの続きです。今回はソフトについて。
Desire SはHTCの端末なので当然のようにHTC SenseというカスタムUIが搭載されています。私自身、HTC Senseを弄るのが初めてで、しかもAndroid2.3(GingerBread)も初めてです。なので、その機能がHTC Senseに由来するのかGingerBreadの標準的な機能なのか判断がついていません。とりあえず、Desire Sではこうなっている、という参考程度に紹介します。
まずはバージョンの確認。Androidは2.3.3、HTC Senseは2.1です。日本語ローケルは含まれていませんが、morelocale2である程度の日本語化は可能です。
HTC端末はメディアへの露出が頻繁にあるので、このホーム画面自体は割りと見慣れた感じがします。
アプリ一覧では、よく使うアプリ、ダウンロードしたアプリを切り替えて表示可能です。アプリインストールでFMラジオがありましたが、対応周波数は87.5MHz~でした。
参考までにインストールされていたアプリの一覧です。いくつかあとからインストールしているもの(先の「ダウンロード済み」の画面に表示されているもの)もありますが、結構な数がプリインストールされています。
ギャラリーも変わっています(おそらくHTC独自のもの)。Androidは写真をPicasaと同期できるのですが、Desire Sではできませんでした(同期設定でもPicasaが出てこない)。代わりにFlickr、Facebookと同期できるようになっています。なお、カメラで撮影した際のアップロード先としてはPicasaが指定できました。
マーケットも少し変わっていて、本来、「マイアプリ」がある位置に「HTC」というタブがあります。中身はHTCのお勧めアプリ。従来のマイアプリはメニューからアクセスできます。
HTC独自のカスタマイズが入っていますが、特に悩むこともなくすぐに慣れることができました。まだ細かい部分の使い勝手まで確認できていませんが、全体的な印象としては、素のAndroidと大差なく、可もなく不可もなくという感じです。これから使い込んでいくと印象が変わるかもしれません。