HTCの7インチAndroidタブレット、HTC Flyerが発売開始されたようです。確認できたのは、英expansys。3G+WiFiの32GBモデルが599.99ポンドです。WiFiのみモデルはまだPre-Orderとなっています。また、同じ英国のCloveでもPre-Orderです。Flyerの公式サイトには、「Powered by EXPANSYS on behalf of HTC」の文字があるので公式販売チャンネルはexpansysってことなんでしょう。他のサイトも順次発売が開始されるものと思います。
ただ、日本から注文する場合、「日本からの注文はexpansys.co.jpを使え」と言って英expansysでの注文を断られたり、送料が高くなったりすることがあるので注文時に確認したほうがいいかもしれません。もちろん、日本のexpansysではまだ取り扱いがありません。
FlyerはiPadや一般的なandroid端末と同じく静電容量式のタッチパネルを採用しています。この方式は指での操作はしやすいのですが、スタイラスでの操作は得意ではありません。スタイラスは、任天堂DSなどで使われている先の細いものは使用できず、先がスポンジ状、ゴムになった特殊なスタイラスが必要です。そのスタイラスにしても、先端にある程度の太さが必要なので絵を描いたり小さな文字を書いたりするのには適していると言えません。
しかし、Flyerには専用の(先が細いタイプの)スタイラスが付属し、画面に文字を手書きしたり、絵を描いたりすることが可能です。どうやら静電容量の他に、絵描きさんが使うペンタブレットと同じ電磁誘導方式のパネルを装備しているようです。当然ながら、その解像度(ディスプレイの解像度ではありません、念のため)は専用のものとは比べられないでしょうか、タブレットマシンの可能性を広げる面白い試みだと思います。
7インチのマシンは既にStreak7を持っていますが、WiFiモデルが出たら買っちゃう気がします。でもこの端末は10インチクラスで出したほうが良かったんじゃないかな?