先日発表されたHTCのミドルレンジデバイス、HTC One A9はリーク時から予想されていたことですが、iPhone 6にそっくりだという話があちこちで言われています。
見た目はiPhoneクローンのようなHTC One A9正式発表
しかし、当然といえば当然なのですがHTC自身そんなことはわかっていたようで、その批判に対応するための研修資料が用意されていたようです。で、その一部がリークしています。
iPhone 6発表時、中国XiaomiのHugo Barra氏の言葉を引用し、A9がiPhone 6に似ているのではなく、iPhone 6がHTCのデバイスに似ているのだという理論を展開していますね。
I know you've got a "licensing agreement" with #Apple but this is definitely over the top #HTC… pic.twitter.com/ORUXIS3nIs
— OnLeaks (@OnLeaks) October 14, 2015
A9でiPhoneの模倣ではないかと非難が集中した背面にあるプラスチックのライン(アンテナ部)については、確かにiPhone 6よりも前にHTC One M8が実装しています。
OK then forget these plastic strips (Apple invented BTW) and u will agree #HTC copied #Apple's design language first pic.twitter.com/Nf2xXHmYy1
— OnLeaks (@OnLeaks) October 22, 2015
こちらは背面のラインを取り除いた状態での比較ですが、コーナーに丸みを帯びたアルミ筐体という意味では、HTC OneよりもiPod touchのほうが早かったようです。
今回のA9のデザインはHTC Oneからの流れを考えれば大きな不自然さはないのかもしれませんが……やっぱり相当意識はしてると思うのだけどなぁ。
まぁ、よく考えられたデザインというのは最終的には似たようなところに落ち着くものなのかもしれませんが……。
(via PhoneArena)
(source weibo, Twitter)