ニューヨークで開催されたプレスイベントでHTC Rhymeが正式発表されました。先日、HTC Blissとしてリークされていた端末です。写真のパープルバージョンが9月29日に米Verizonから発売され、アジアと欧州ではシルバーバージョンが10月にリリースされるとのこと。
スペック、大きさともに近いDesire Sと比較してみました。
機種名 | HTC Rhyme | HTC Desire S |
---|---|---|
Android Ver. | 2.3 | 2.3 |
縦(mm) | 119 | 115 |
幅(mm) | 60.8 | 59.8 |
厚み(mm) | 10.85 | 11.63 |
重さ(g) | 130 | 130 |
画面(inch) | 3.7 | 3.7 |
解像度 | 480×800 | 480×800 |
プロセッサ | 1GHz | 1GHz |
RAM | 768MB | 768MB |
Storage | 4GB | 1.1GB |
Battery | 1600mAh | 1450mAh |
engadgetでも「小さいとは感じない」と書かれていますが、Desire Sよりも一回り大きくなりました。それでも最近の4インチオーバーな機種と比べれば十分コンパクトだと思います。また、スペックをみると、HSPA/WCDMAは850/900/2100MHzのトライバンドのようです。
そして、一番気になるのが、背面にある端子です。この写真の背面カメラの下にある3つの点が接触端子になっており、最初の写真の左上にある黒いクレードルに乗せて充電ができるようです。国内のフューチャーフォン(いわゆるガラケー)では当たり前に装備されていますが、海外のスマートフォンでは非常に珍しいですね(BlackBerryの一部機種には採用されていますが)。ただ、どうせなら接触端子を背面下部にしてくれれば、立てた状態でのクレードルにも対応出来そうなのに、なんか中途半端な位置に作ったなぁという感じもあります。この場所である必要があったのかな?
Desire Sよりも大きくなってしまったので、個人的嗜好からすると外れてしまっているのですが気になる機種です。値段しだいかなぁ。Verizonでは2年契約で$199とのことです。
ところで、この「Rhyme」という単語、「韻を踏む」などの「韻」という意味があるのですが、どういう意味でつけたんだろう?