今年3月の発表当初、ホリデーシーズンに発売とされていたHTCのVRヘッドセット Viveですが、先日、発売を来年4月に延期するという発表がありました。
延期の理由については、より良い製品を作るため、というよくある内容だったのですが、北京の開発者フォーラムに出席したHTCのCEO Cher Wangによると、「とても大きな技術的ブレークスルー」のためだったとこと明らかにしました。
このため、オリジナルバージョンの発売をスキップし、新しいバージョンを作っているのだとか。とりあえず12月にリリースして、アップデートを行うという方法は良しとしなかったようです。
技術的なブレークスルーというのがどんなものなのかは明らかにされていませんが、来年1月のCESでは新しいバージョンが公開されるようです。
また、自動車メーカのAudiと提携し、仮想ドライブ体験を提供するためにAudiの旗艦店にHTC Viveが置かれるということも明らかにされました。
技術的ブレークスルーの内容が気になるけど、それもCESで明らかになるのかな?
(source Engadget)