今年6月末に、HTCがHTC OneのWindows Phoneバージョンを出すかもという噂がありました。しかし、HTCの業績不振という話もあってかその後はまったく音沙汰がなかったのですが、ここに来てまた復活の兆しが見えてきました。
この話に先立って、DigiTimesがHTCはWindows Phoneからの撤退を検討しているという記事を掲載していました。Windows PhoneのシェアはNokiaが80%と圧倒的で、2位がSamsung。そしてHTCは3位となっています。2012年Q4からHTCはWindows Phoneのシェア向上を狙っていたとのことですが、これは上手くいかず、その結果として(かどうかは因果関係が定かではないのですが)Android端末でのトップ5からも転落しています。
HTCはAndroidでの立て直しを測るためにWindows Phoneから撤退し、Androidに注力するというのがDigiTimesの記事の内容ですが、HTCのSenior Global Communications Manager、Jeff Gordon氏がこれを真っ向から否定しています。
@maryjofoley The 8X is awesome! Contrary to what DigiTimes reported, we are absolutely dedicated to our Windows Phone lineup.
— Jeff Gordon (@urbanstrata) August 14, 2013
ここまでの前置きがあった上で、最初のHTC One Windows Phoneバージョンという話に戻りますが、Windows Phone Bloggingに寄せられた情報では、4.7インチ SuperLCD3 フルHD 1920×1080でRAM2GB、32GBストレージの端末が10月〜11月にリリースされるということです。
このスペック的にHTC Oneと共通なため、HTC OneのWindows Phoneバージョンではないかという話になっています。ただし、現在のWindows PhoneはフルHDの解像度をサポートしてないため、上記の端末のリリースはフルHDをサポートするというWindows PhoneのGDR3がリリースされることが前提となっています。GDR3も今秋提供開始されるのではないかという話なので、そこに合わせて開発しているという可能性はありますね。
(via PocketNow)
(source DigiTimes, Windows Phone Blogging)