話題の製品をいち早く分解し、分解方法や修理のしやすさを紹介しているiFixitが、早くもGalaxy S4の分解手順を公開しています。分解に使われたのはAT&T版のI9505。Exynos 5 OctaではなくSnapdragonを搭載したLTE対応モデル。
背面カバーはペリペリ剥がすタイプ。このタイプのカバーが出始めたときは割りそうで怖い、と思っていましたが、意外と割れないものですね。
細かなパーツは大体外しが出来るようになっていますが、
メイン基板等多くのものがディスプレイ側にあるのでディスプレイ交換する場合には全分解が必要になりそうです。
iFixitでの修理のしやすさを示すRepairbility Scoreは10段階で「8」(10が最高、iPhone 5は「7」。なおHTC Oneは最低の「1」)でした。評価のコメントは下記。
- バッテリはツールを使わずに簡単に交換できる。
- 筐体を開けるのが簡単で、内部パーツにもアクセスしやすい。
- 11本のネジしか使用されておらず、すべて通常の#0版ネジ(+型の普通のネジ)が使われている。
- 小さなパーツは取り外しが可能になっているが、いくつかは取り外すのが困難な場所にある。
- ガラスがディスプレイ、周りのフレームと一体化しており修理コストがかさむ原因になる。
- フロントパネルを交換する際には、すべて分解しなければならない。
大量に売れることわかっているので、組立や修理がしやすいように考えて設計しているということですかね。こういうのは昔は日本企業が得意としていたことな気がしますが、いまの日本メーカーのスマートフォンはどんな感じになっているんでしょうかね?
(source iFixit)