Galaxy FoldやMate Xなどのフォルダブルとは別に、ROG PhoneやLG G8X ThinQなど、2画面化ケースを持つ端末も注目を集めています。そんな中、汎用的な2画面化ケース「castAway one」がIndiegogoに登場しました。
iPhoneやPixel、Galaxyなどを装着することで2画面化できるというケースですが、スマートフォンのサイズ違いを吸収するため、各端末用のアタッチメントが用意されるとのこと。それでも本体サイズそのものの違いは吸収しきれないため、S/L/XLの3つの大きさが設定されています。
Sサイズは5.8インチのセカンドスクリーンがあり、対応するのは下記の端末。
- iPhone Models: 6, 6S, 7, 8, X, XS, XR, Pro/11
- Samsung Models: S7, S8, S9, S10, Note 7
- Pixel Models: Pixel, Pixel XL, Pixel 2, PIxel 3, Pixel 3a, Pixel 4
同様にLサイズは6.3インチ
- iPhone Models: 6 Plus, 6S Plus, 7 Plus, 8 Plus, XS Max, 11 Pro Max
- Samsung Models: S8+, S9+, S10+, Note 8, Note 9, Note 10
- Pixel Models: PIxel 2 XL, Pixel 3 XL, Pixel 3a XL, Pixel 4 XL
- OnePlus Models 6, 6T
XLは6.9インチです
- Samsung Models: Note 10+
- OnePlus Models: 7 Pro, 7T
セカンドスクリーンとスマートフォン自体は専用アプリを使い、Wi-Fi経由で通信を行うとのこと。また、面白いことに、ケースそのものは単独のChrome OSとして動作します。ようするに小さなChromebookをスマートフォンのセカンドスクリーンとして利用しようというものです。
小さなChromebookなので、当然CPUなども搭載しており、スペックとしては、CPUがChromebook向けのOP1、RAM4GB、ストレージ32GB。35WHrのバッテリーを搭載するとのこと。また、ディスプレイはEMR(電磁誘導式)スタイラスをサポートします。
本当に作れるのかはともかくとして、久しぶりにクラウドファンディングらしい面白く、夢のある製品が出てきたなぁという気がします。
現在の最低出資額は、Sサイズの129ドルから。出荷予定は2020年5月ですが、おそらくは遅れるでしょう。iPhone 12やPixel 5が登場する前に出荷されればラッキーぐらいの気持ちでいる必要があるかもしれません。
(source Indiegogo)