E-Inkな手書きデバイス、MobiScribeがIndiegogoでキャンペーンを行っています。
手書きができ、保存やPCとの同期ができるデバイスとしては、SonyのデジタルペーパーDPT-CP1や同じハードのFCCL 電子ペーパー、Androidを搭載したBOOX NOTEなどがありますが、価格はいずれも6万円程とかなり高め。
それに対してMobiScribeはIndiegogo価格で219ドル、予定市販価格が299ドルと休めなのが特徴です。
画面は6.8インチ 1440×1080(265DPI)で、Kindle Paperwhiteのようにフロントライトを搭載。暗い場所でも利用できます。
PDFをテンプレートとして読み込むことも可能。PDF内のリンクが動作するかまではわかりませんが、使い道は広がりそうです。ちなみに、スタイラスは4096段階の筆圧に対応しています。
Wi-Fi対応しており、ファイルはDropBoxに直接保存が可能とのこと。また、Androidで動作しており、アプリのインストールも行えます。
ただし、Androidのバージョンは4.4.4とかなり古め。開発チームによると、このバージョンが安定していて使いやすいのだとか。通常のAndroid端末として利用するわけではないので、セキュリティも問題ないとしています。
Androidのバージョンが古く、そもそもGoogle Playが使えないのですべてのAndroidアプリがインストールできるわけではありませんが、Kindleは利用できるようです。
その他の仕様としては、RAM1GBにストレージ8GB、microSD(32GB)に対応。バッテリーは1500mAhでUSBポートはmicroUSB。
出荷予定は5月となっているのですが、490ユニットはすでに完成し、2月から出荷が開始されるとのことです。
(source Indiegogo)