ガジェット好き界隈でよく聞く言葉に「ズルトラ難民」というのがあります。これは2013年7月、日本では2014年1月に発売されたXperia Z Ultraのユーザーが、その移行先に困っていることを表す言葉です。
Xperia Z Ultraは、5インチでも大きいと感じる、いまでは信じられないかもしれない時代にあって、6.44インチと大画面を搭載した端末でした。しかも防水対応で、国内モデルではFelicaも搭載。おサイフ機能が利用できました。
しかし、噂だけはいくつかありましたが、結局、後継機種が出ずじまい。Xperiaの中でもUltraの名を冠した端末はXA Ultraなどがリリースされていますが、画面が微妙に小さかったり、そもそも防水に対応していないなど、Xperia Z Ultraユーザーを完全には満足させられませんでした。
7インチ~8インチクラスのタブレットでは防水端末もあるのですが、求めているものとは少し違います。
そんな中発表された、AppleのiPhoen XS Max。画面サイズは6.5インチでXperia Z Ultraよりも大画面。しかも防水。そしてFelica対応です。
これは、Xperia Z Ultraからの移行先として有望なのではないでしょうか? OSの違いに目をつぶれば。
もっとも大きな問題は価格でしょうか。iPhone XS MaxはmicroSDが使えないので、ストレージは出来たら大きいものが欲しいところ。幸い512GBモデルも用意されていますが、その価格は16万4800円(税別)。そろそろ、ちょっと良さげなPCも買えてしまいそうです。
まぁ、世の中には数十万、数百万する端末もあったりしますし、それらと比べれば安いほうなのかもしれませんが……。