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「JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)」発表。ノートPCの動作時間がわかりやすく

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ノートPCのバッテリ稼働時間の表記として、カタログに書かれている「JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 2.0)」でおなじみの一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)のPCの・タブレット事業委員会は5月31日、新しい測定法となる「JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)」を発表しました。

Ver.2.0は2014年改定だったので、9年ぶりの改定となります。ちなみにVer.1.0は2001年に策定されていました。

PCの使用条件が多様化、搭載されているデバイスやそのデバイスの利用状況も多岐に渡っており「すべてのユーザにあてはまる動作時間を定義することは以前にも増して困難となった」ということを受け、測定条件を改定するとともに、測定基準の統一という趣旨で策定する基本的な考え方は踏襲しつつ、平均化した値ではなく、動画再生時とアイドル時の2つの動作時間を併記することで、利用状況ごとの動作時間がわかるようにしたとのことです。

JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 2.0)の動作時間は動画再生時間とアイドル時の動作時間の平均値だったため、カタログスペックでは動作時間が長いのに、実際に使ってみるとそこまでバッテリが持たないということがしばしば発生していました。このため、Ver.3.0では、平均値ではなく、動画再生時とアイドル時を別々に表記するようになっています。

2023年12月1日以降に発売開始する製品に関しては、Ver. 3.0で測定したデータを使用することが望ましいとされていますが、1年程度はVer 2.0での測定結果を併記しても良いとのことです。

また、動画再生時に利用される動画は、従来のフルHDから4K動画に変更。アイドル時の測定についても、あらたに表示する壁紙が指定されました(動画壁紙)。

JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)が使われるようになると、カタログと実際との差異が少なくなって消費者としては実際の利用時間がわかりやすくなりそうです。

Source: JEITA

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