科学技術振興機構(JST)と東大の染谷教授が共同で、体に直接貼り付けて使える生体センサーを開発したと発表しました。
このシート型センサは厚さ1.4マイクロメートルというとても薄いPETの上に形成されています。なおかつ、皮膚に触れる部分にのみ新開発の粘着性ゲルを使っているということです。
皮膚の上に回路を貼り付けても皮膚の伸縮で壊れてしまうのでは?もしくは動きが阻害されるのでは?という気がしますが、そのへんはクリアされており、膨らませた風船の表面に回路を貼り付け、その風船をしぼませても回路のの動作には問題がないそうです。
体の表面にとどまらず、現在はラットを使った動物実験中ということですが、心臓など体内の組織に貼り付けることもできるそうです。
なんかSFチックな雰囲気がありますねぇ。
このシートセンサーはスポーツ、ヘルスケア、医療分野などへの展開を目指しているそうですが、今後他にも応用が効きそうな技術ですね。