engadgetにKindle3(Kindle Keyboard)のアップデートの記事が載っていました。
アマゾン Kindle の先代モデルこと Kindle 3、あらため Kindle Keyboard に、久々のアップデートが提供されます。ご想像のとおり、新 Kindle ファミリーで取り入れられた機能の一部が Kindle Keyboard に還元されるというアップデートです。具体的には:
- クラウドに保存している「パーソナルドキュメント」を端末単位でダウンロード可能に
- 「パーソナルドキュメント」の最終閲覧ページや、しおり、ノートについても、Kindle本と同様に Whispersync でクラウド・端末間同期に対応
- 広告付きの Kindle Keyboard with Special Offers モデルで、地域クーポンサービス AmazonLocal に対応
- Shift+Spaceでボイスガイドのショートカットに対応
といった内容。Kindle では従来から各種の画像ファイルやPDFファイルなどを閲覧できましたが、そうしたファイルについてもアマゾン自慢のクラウドと連携できるようになります。ハード・コンテンツ・クラウドを備えたアマゾンの面目躍如という感じ。ちなみにパーソナルドキュメントを保存できるクラウド容量は原則5GB。
これを見て、そういえばクラウドとの同期なんて機能があったなぁっと思い出したので、ちょっと調べてみました。
詳しいことはAmazonのHELPに記載があるのですが、ざっくり書くと、
- パーソナルドキュメントへのアップロードはメールの添付という形で行う。
- 添付ファイルはZIP圧縮しての添付が可能。
- 添付ファイルのサイズは50MB以下。
- 送付先メールアドレスはデバイス毎に違う。
- メールアドレスはManage your Kindleで確認・変更が可能。
- スパム対策のため、送付元のアドレスが指定可能。
- メールを送付すると、指定したデバイスに配信されるのと同時に、、Manage your Kindleのパーソナルドキュメントに格納される。
- パーソナルドキュメントに保存されたファイルは、デバイスを指定して再配信が可能。
- パーソナルドキュメントの容量は5GB。
という感じ。なかなか便利そうではありますが、一度に送れるのが50MB以下というのがちょっと微妙。これに加えて、Gmailでは添付ファイルのサイズが25MB以下という制限があるので、実質的にはあまり大きなファイル(自炊してPDF化した書籍とか)は送れません。Gmail以外のフリーメールの制限やプロバイダメールの制限は調べてはいませんけど。
せめて、Manage your kindleにPCからアップロードできればと思うのですが、クラウドストレージ化してしまうので制限をしているのでしょうか?