kindleの純正カバーが残念な感じだったので、いつものスリーブケースを作りました。kindleのカバーというとbookタイプのものが多いようですが、あれ、邪魔な気がするんですがそうでもないんですかね?アメリカなんかだと移動中に読むということは少なくて、移動先で読むことが多いので片手での持ちやすさとか重さとかは問題にならないのかな、とか想像しています。
スリーブケースですが、構造は毎度おなじみ、いつもの通りです。革はトスカーナ、裏にピッグスェードを貼っています。ただ、いつもは普通にコバを磨いて仕上げている開口部の切り口をヘリ返しにしてみました。
ヘリ返しは、切った端を内側に折り返して外に切り口を見せない方法です。折り返す部分を薄く漉かないと綺麗にできないので手間がかかりますが、強度も上がるし見た目もきれいです(個人的には2枚以上縫い合わせるところはコバを磨いた仕上げの方が好きです)。これからスリーブケースを作る時はこの方法にしよう。
中に入れたところ。寸法ギリギリで作ったのできついかな?と心配していましたが、意外に平気でした。なお、寸法的には短辺は本体寸法+2cm、長辺は+1cmです。厚みがある本体だともう少し余裕を持たせないときつくなります。