九州電力が提供しているIoTサービス「QuUn」において、妖怪ウオッチのウィスパーがスマートスピーカーの受け答えをしてくれるAIキャラクター音声サービスが開始されました。月額378円(税込)の有料サービスです。
電力系のIoTサービスは中部電力の「ここリモ」など、いくつかあるようですが、QuUnの特徴はAIスピーカーや赤外線コントローラー、ドアや窓センサーといった複数の機器を組わせて利用できる点です。
その中枢となるのがAIスピーカーですが、ソニーミュージックエンターテイメントがemotivEと共同で実施しているキャラクターAI事業Project Samanthaで開発した対話コンテンツと、ソニーミュージックコミュニケーションズが開発した音声合成技術を利用し、ウィスパーの音声を乗せたとのこと。
単に収録した音声を流しているわけではなく、AIが必要に応じて文章を組み立てるというか、文章に合わせて発話できるのが特徴です。
若干ぎこちなさがありますが、こういうキャラクター展開はAIスピーカーのうりになるのかもしれません。
ところで、QuUnの標準ボイスは声優の雨宮天さん。圧倒的に標準ボイスのほうがいい気がする……。
(source PRTimes)