私と同世代の30代〜40代なら、伝説的なRPG、Ultimaに熱中したという人も多いんじゃなかと思います。そんなUltimaの生みの親であり、”Lord British”としても知られるリチャード・ギャリオットが、Kickstarterで新たなファンタジーRPG「Shroud of the Avatar」への投資を募集しています。
Shroud of the AvatarはRPGの原点回帰ということで、レベル上よりもプレーヤの選択や発見に焦点を合わせた作品になるようです。
曰く、RPGは「ロールプレイング」よりもレベル上に焦点を置いてきた。グラフィックやサウンドの進化は目覚ましいが、行動の自由は少なくなり、没入感も失われたとのこと。
そこで、再び古典的なRPGを目指して開発しているのが「Shroud of the Avatar」ということのようです。最新の技術を使ってUltimaシリーズ(Uiltima Online:UO)のようなものを復活させようとしているみたいですね。
Kickstarterでのプロジェクト開始は3/8ですが、すでに目標額($1,000,000)の半分以上が集まっています。終了は4/7。
やったことがない人のために簡単に説明すると、Ultimaの自由度は半端無く、導入時の王様との接見(ドラクエで、「よくきた○○よ」といわれるような場面)でいきなり王様に斬りかかることも可能。もちろんその後は衛兵がわらわらろやってきてボコボコにされるわけですが、すべての結果はプレーヤの行動次第というゲームでした。
UOにあった家システムも導入されるとのこと。UOやってるときは家買うためにがんばったなぁ。その後は革とかサルベージ品とかで生計を立てていたような気が。もう15年くらいまえの話しか。
このShroud of the Avatar、支援額によって特典がいろいろと付いてくるのですが、$1500以上の支援でゲーム内での爵位ももらえるみたいです。まぁ、そんな金額をゲームに投資できる人は多くないと思いますが、UOではリアルマネートレードでそれぐらいの額が動いていたこともありますね……。実際には$30以上の支援で12月が始まる予定のアルファテストに参加できるようです。
ゲームの完成は2014年10月予定と先の長い話ではありますが、いまから楽しみだなぁ。
(source Kickstarter)