Makuakeにて、睡眠サポートイヤホン「 Neurogixs (ニューロジックス) A1 」の先行販売が開始されました。価格は2万9700円から。
この手のスリープテックといえば、BOSEがリリースしたSleepbudsがあります。音楽再生をサポートしていなかったSleepbudsに対して、 Neurogixs A1は音楽再生をサポート。通常のイヤホンとして、日中の利用も可能です。
しかし、その特徴はなんといっても睡眠サポート。寝る前の30分間、Neurogixs A1を使い、スマートフォンで好きな音楽を再生すると、バイノーラルビートによりまどろみ状態と同じ6Hzのシータ派を付加し、 眠りやすくします。
バイノーラルビートとは、左右の耳から異なる周波数の音を聞くと、脳内でその差分の音を生成してしまうというもの。これを利用し、あらゆる音楽を左右で6Hz分異なる音に加工して再生するわけです。これがRBS(リアルタイム・バイノーラル・サウンド) 技術で、 Neurogixs A1の肝となるもの。
RBS加工のため、スマートフォンとイヤホンを直接ペアリングするのではなく、ある意味本体である充電ケースとペアリングします。このケースでRBSに加工し、それをイヤホンで再生します。
なお、BOSEのSleepbudsとは違い、寝るときには外します。ノイズキャンセリングもなく、耳栓代わりにはなりません。ちなみに本体(ケース)を通さず、スマートフォンとイヤホンんを直接ペアリングも可能。その場合は通常のイヤホンになります。
なかなか面白いとは思うのですが、寝る前に聞いて、実際に眠るときには外さなければいけないのは面倒な気も。せっかくなら装着したまま眠れる製品だったならと思わずにはいられません。
(source Makuake)