Metaは10月10日、MRヘッドセット「Meta Quest 3」の国内販売を開始しました。価格は128GBが7万4800円、512GBが9万6800円。
発売にあわせて、都内でMeta Quest 3発売記念イベントを開催。Meta日本法人のFacebook Japan代表取締役の味澤氏が日本でのMeta Questのあゆみや、Meta Quest 3への思いなども語っていました。
いま振り返ると不思議な感じがしますが、数年前まではVRヘッドセットを利用するにはゲーミングクラスのPCとの接続が必須。それがMeta Questの登場により、スタンドアロンが主流に。日本ではMeta Quest 2が家電量販店でも販売されたことで、一気にメジャーとなりました。
このMeta Quest 2以降、Meta Quest Storeでのゲームダウンロード売上は20億ドルを超えており、VRの開発パートナーが継続的にVRビジネスを行える規模になってきたのではないかと感じているとのことです。
また、Meta Questにとって、日本は重要なマーケットだといいます。その理由としては、VRやARといった新しい技術に対する利用者の期待が高いことを挙げています。また、日本には優れたIPコンテンツを持つ開発パートナーが多くおり、こうしたことも日本に注力する理由の1つだとしています。このため、日本にはMeta Questの独自チームがあり、マーケティングを積極的に行っているとのことです。
イベントでは、タレントの野田クリスタルさんとゆりあんレトリィバァさんも登壇、実際にMeta Quest 3でゲームをプレイする場面もありました。
プレイ中の映像は会場内のスクリーンにも投影されていたのですが、フルカラーのパススルーはMeta Quest Proと比べてもかなり自然に感じました。若干歪みなどもあり、「目で見たまま」とはいきませんが、ほぼほぼ違和感なくMRを楽しめるのではないかと思います。
ポップアップイベント開催中
そんなMeta Quest 3ですが、体験してみることが重要とのことで、10月10日から11月19日まで渋谷モディと新宿マルイアネックスにて、ポップアップイベントが開催されます。
イベントでは、『First Encounter』や『LES MILLS BODYCOMBAT』など複合現実体験ができるタイトル、日本時間10月13日(金)にローンチする『サンバDEアミーゴ』やこの冬ローンチ予定の『もっと!ねこあつめ』など新作のタイトルをいち早くプレイ可能。体験は無料となっています。
<渋谷>
場所:渋谷モディ 1階 (住所:東京都渋谷区神南1丁目21-3)
開催期間:10月10日(火)〜11月19日(日)
時間:12:00~20:00
※初日のみ16 :00オープン
<新宿>
場所:新宿マルイ アネックス 1階 (住所:東京都新宿区新宿3丁目1-26)
開催期間:10月10日(火)〜11月19日(日)
時間:12:00~20:00
<プレイ可能なタイトル>
・サンバDEアミーゴ(VR/MR)- 2023年10月13日ローンチ予定
・クッキーラン:暗黒の夜(VR) – 2023年末ローンチ予定
・BRINK Traveler(VR)- 既存タイトル
・もっと!ねこあつめ(VR) -2023年冬ローンチ予定
・キュービズム(MR)- 既存タイトル
・LES MILLS BODYCOMBAT(MR)- 既存タイトル、新規MR対応
・First Encounter(MR)- Meta Quest 3チュートリアルアプリ
※デモ体験の対象年齢は、10歳以上となります。10-12歳の方は保護者の同意が必要となります。
また、11月1日からは、「推しの子」とのコラボWeb CMも放映開始。「推しの子」の人気キャラクターたちがMeta Quest 3を使ってみたら…というオリジナルのストーリーが展開される30秒のWeb CMで、Meta Quest JapanのYouTubeアカウントでも公開される予定です。